週末の朝、宗像の道の駅を訪れると、その活気に圧倒されました。
駐車場はほぼ満車、店内には多くのお客さんが行き交い、玄界灘の海の幸がずらりと並んでいます。
目に飛び込んできたのは、新鮮で立派なタイやヤリイカ、イサキたち。
その量と鮮度を目の当たりにして、「これだけの恵みを届けるために、どれだけの人の手がかかっているのだろう」と、思わず想像してしまいました。
海も畑も、誰かの手で守られている
新鮮な魚介類はもちろんのこと、野菜売り場もとても充実していました。
どれもみずみずしく、自然のエネルギーを感じさせる品ばかり。
これらの品々が店頭に並ぶまでには、漁師さんや農家さんたちの、日々変わらず自然と向き合う真摯な営みがあります。
厳しい天候に左右されながらも、早朝から準備し、私たちの食卓に地域の恵みを届けてくれる。
当たり前のようで、実はとても大変で尊い仕事ですよね。
店頭に並ぶまでにも、たくさんの人の手が
そして、生産者さんの手から離れた後も、たくさんの「現場の手」が連携しています。
商品を運び、陳列し、調理し、販売する人。警備やレジの方々も含め、多くの人がそれぞれの持ち場で力を尽くしているからこそ、私たちは新鮮な品々を手にすることができるのです。
特に土曜の朝の賑わいをスムーズに運営するためには、見えないところでさまざまな工夫や準備がされているのだろうと感じました。
🌱「人を活かすしくみ」も、地域の未来を支える力に
私は、地域の中小企業や事業所で働く方々を支える社会保険労務士として、「人が安心して働ける環境づくり」や「人材の定着・活用」のサポートをしています。
宗像の道の駅で強く感じたのは、生産者の方々のまっすぐな営みと、販売現場におけるチームとしての連携の力。
こうした「人の力」を最大限に活かしていくためには、働く人の「想い」はもちろんのこと、それを支える「しくみ」の両方が不可欠だと考えています。
「日々の業務に追われ、なかなか働き方や人材について考える時間がない…」そう感じる経営者の方もいらっしゃるかもしれません。
そんな忙しい日々の中でも、「ちょっと立ち止まって見直してみようかな」と思ったとき、そっと寄り添い、共に解決策を考える存在でありたい。
道の駅での体験を通じて、その思いを改めて強くしました。
宗像市やその周辺地域で、働き方や人材のことでお悩みがあれば、どうぞ気軽にご相談ください。
誰かの営みが、ちゃんと報われる地域にしていきたい。
その一歩を、一緒に考えられたらうれしいです。